2021

書いている時点ではもう年を明けてしまっているので振り返るには一番適していないなとは思うんですけど、僅かに残る誠実な心が振り返りはしとけと訴えてくるので書こうと思います。

正直2021年の前半までの記憶はほとんど無いです。

ラジオチームでOGの方にインタビューラジオを録るプロジェクトもあったし、合宿もあったし、ゼミの説明会もあったし、他己分析大会とかもあったはずなんですけど、なんかそんな悪い夢を見てたみたいな感じで、本当に自分が経験したという感じがしないです。

ただ一個言えるのはゼミが始まってから2021年の初めくらいまではゼミの活動の際に、肩に力入れまくってて、凄い空回りもしたし、今思えばきついやつだったかなという感じです。悪い夢というのはそういう意味です。

好奇心のプロジェクトに関しては思うところは多いんですけど、アンケート集計が終わって分析も終わった今になって一番思うのは、やっぱりもっと先を見据えて計画性を持った構造を作り上げてから進めていくべきだったということです。

よく先生が「実験とか調査で面白いのは予想と違った結果が出た時だ」ということをおっしゃります。

この意味を少し履き違えていて、アンケート結果でプロジェクトの根幹を揺るがすところに予想と違う結果の出る遊びを持たせていた危険性がありました。結果的に予想通りになったのはよかったものの、この遊びを持たせるところの選択は間違ってはいけないなと。

それと、テーマを細分化しすぎて、育てると場の条件を後回しにした設計にしてしまっていたのは今にガタが来ているなという感じはあります。

プロジェクト開始時の思考的に発生の原因を探してそこから成長、場の条件と発展させていくというのは理屈としてはわかりますが、「場」という言葉を軽視しすぎており、「場」という、より現実的なフィールドに落とし込もうにも、原因という抽象的で形而上のものをメインに進めてしまい、フックとなる部分を見つけられずにいる状態です。

やりやすいところから始めるのではなくて、その先も見据えて、より発展させやすいというか、拡がりが見える方へと進んでいく方が最終的に良いと。急がば回れですよね。もっと先人の言葉に耳を傾けようと思います。

ゼミの活動に関してはこんな感じです。

2021年は、個人的には、公私共に緩やかに後退していった気がしています。

何か自分の取り柄も失った気もするし、中途半端な人間になっていっている感じがしました。

でも2022年は就活、卒論など色々向き合わなければほぼ終わるイベントがあります。

背水の陣を敷いてもっとちゃんと人間をしようと思います。