【ゼミ】長い

おつです。こたつ出そうかなと思って天気が良かったバイト前に布団を天日干しして、バイト帰ってきたら雨降っててびしょ濡れになってたので、仕方なく夜中にコインランドリーで1000円と1時間半使って乾かして、やっとこたつを出せると思ってコインランドリーから出たら突然雨が降ってまた濡れたのでもう今冬を諦めました。

さて、ここ1ヶ月はずっとアンケート作成に取り組んでいまして、特に最近は中間報告に向けてガチガチに詰めていっていました。

そんな中である程度アンケートの概要に関して決まってきたのでそれについて書こうかなと思います。あとプレゼンに向けてのまとめ的なのも。

 

まず前期で特殊的好奇心の発生の原因に

「偏見」「矛盾」「程度」「展開」

という4つの仮説を設定して、その仮説の検証のためのアンケートをとることにしました。

アンケート作成のその前に、それぞれについてもう一度考えている中で、「程度」だけ浮いている感覚が拭えなかったのでそれについても話し合いました。

「偏見」が個人的な価値観で「矛盾」が一般的な価値観だとしたときに、時間的に考える余地なく仮説に含んでいた「程度」(ex ゴムボールの跳ねる高さに抱く価値観)は「偏見」と「矛盾」という仮説の中での一定の次元、表現が難しいですが、視点の次元に低さがあったので「程度」も「偏見」と「矛盾」という価値観の中での次元に組み込まれるのではないかと考え、「程度」を仮説から抹消しました。

今いい例え思いつきました。果物が好きな人と野菜が好きな人の中にスイカが好きな人が入ってる感覚。いやいや、果物か野菜かって言ってるんだからそんなスイカ好きとかいいって。空気読めや。みたいな。

「程度」はそのスイカみたいなのがいっぱいある塊で、野菜と果物に仕分けできるよねーって感じ。

前述したゴムボールの例だとゴムボールが跳ねすぎていたとこから発生する違和感なので僕らの仮説でいうと、「矛盾」に仕分けられます。いや本来そんな跳ねんやろってとこから生まれる好奇心。

まあそんな感じで「偏見」「矛盾」「展開」に関するアンケートを作成していこうとなりました。

定量調査で欲しいものとしては前期で出した仮説が、特殊的好奇心の発生の原因として正しいのかといったところ。

そして行動への繋がりやすさも知りたかった。

これは好奇心は行動を前提とした動機であると僕たちが定義していたので「育てる」に関してのアプローチはこの行動への繋がりやすさから調査出来るのではないかと先生からもアドバイスを頂きつつ、ひとつのアンケートで発生も育てるも網羅出来そうな方向に進もうという感じでした。

そんな感じで、アンケート作れたら意外とすんなりいけそうか?という期待はすぐに消え去り、1ヶ月の間ずっと偏見を考えることに暮れ、ゼミで他のチームの人に聞いたり、ラジオでも実際聞いてみたりしてました。

はじめは偏見がなかなか難しく、矛盾の逆から考えようと思って進めていましたが、冬は寒いとか、大きい石は重いみたいな、とても偏見とは言えない、矛盾を前提とした内容となってしまい、偏見が仮説であることを抜きにした考え方をしていたので、矛盾とは別で、ちょうどいい偏見を考えていましたが、それが非常に難しかったです。

かなり時間を使ってしまいましたが、まあ仕方ない時間の使い方だったかな。

こうしとけばもっとスムーズにっていうのは今振り返っても無かったなと。こればっかりは仕方ないですね。

そんな感じで苦しみながら偏見を絞り出し、先日ゼミの人に偏見に対する共感度合いを測るアンケートをしてもらいました。

意図としては、本アンケートに進むまでに、偏見は偏見でもある程度調査母数が担保された状態で臨みたかったというのがあります。

まずもって偏見をそう感じない人は行動にも移さないでしょうから、要らない情報が過度に入りすぎる可能性があるかなと考えました。

例えば「猫が好きな人はいい人」という偏見があるとして、それに対応する行動は、いい人だから猫が好きな人の方に頼み事をするみたいなのがあるとします。ここの行動のとこの是非は今回は一旦スルーで。

で、猫が好きな人はいい人だと別に思わない人が多い場合(今回のアンケートでも思わない人が9割でした)行動には全く移さないわけです。おそらくですが。だって猫が好きな人は別にいい人だと思わなければ、猫が好きな人に頼み事をするわけがないし。

その偏見を前提とした行動があるので、その偏見にある程度の賛同者が担保されていないと(この場合担保は割合的にある程度ってことです。確実にってわけではない。)僕らの意図する好奇心の発生原因と行動との関係に必要な情報も薄れてしまうかなと思いました。

というようにアンケートをとる前は、偏見への共感をある程度担保された状態でないといけないと思っていましたが、少し思考の更新があって、今回とったアンケートの偏見への共感割合に少し差があることによって、好奇心の発生や行動への繋がりやすさの変動具合もわかるんではないかと思ったんです。偏見の強さと行動への繋がりやすさの相関関係。

でも書いていて、また更新しました。偏見の強さは共感割合が低ければ低いほど強いはずなのに、低ければ低いほど、行動への繋がりやすさはアンケート全体の結果を見た時に観測しえないと。

偏見に共感するかどうかという質問は本アンケートで入れる予定が無かったため、ここもまた考えなくてはいけないところですが、いうてもこの相関関係は今回の研究目的から少し逸れた+‪α‬のところなのであまりのめり込み過ぎないように考えないとな。

前期もこういう+‪α‬に目を取られてみたいなことがあったので、目的を見失わないようにしないといけないなと思いました。

 

今回バカ長い。まだ書きたいことあるので書きます。

 

僕らのアンケートのフォーマットというか聞き方としては、

1.偏見、矛盾、展開のシチュエーションがあります。

2.そのシチュエーションの時に行動に移したいと思いますか?

3.そのシチュエーションの時に実際に行動に移しますか?

という感じで、2の段階で発生を、3の段階で育てるについてを調査したいという感じです。

何度も書きますけど、行動を前提とした動機が好奇心であるというような考え方、定義の仕方をしているのでこんな感じになりました。2の段階では1〜5の5段階評価で行動したいと思うかどうかを。

3の段階では、1〜5を、実際に行動に移す、実行確率で聞こうかと考えています。実行確率にしたのは、3も2のような聞き方だとほぼ同じこと聞いてるみたいになるので。

思うことで好奇心の発生を、実際に行動することで好奇心の成長をという感じです。

ただテーマが、成長ではなくて「育てる」であるということは考えておかなくてはいけなくて、もし仮説が成長にも繋がるという結果が出ても、外部的な力が加わって偏見や矛盾を起こす方法というのは僕らのアイデアというか、そこは提出する形になると思うので、そこは銘肝しておこうと思います。

同様に場の条件も。

 

いい加減長いですが、矛盾に関しても。冬が8月並みに暑いと天気予報で言っている、大きい石を軽く持ってる、みたいなわかりやすい感じなので難しくはないですが、ひとつ思っているのは比較対象として冬は寒い、大きい石は重いというようなごく普通のときのことも調査する必要はあるのかないのかといったことです。

前述したアンケート形式なので、3の段階ときに、1〜5の段階のどこ以上のときに育ったといえるのか。3が50%と設定するんですが、50%以上なのか?それとも0%以上なのか?これは偏見や展開とは比較にならないので、これらと比較するための通常時の行動の実行確率がまた別に必要になってくるのか?などは疑問のままです。

中間報告でアンケートを作り終わらなければいけないということはないので、疑問は疑問のままで先生やみんなにフィードバック頂いてからでもいいかなと思ってますが、まだ色々と再考の余地ありの部分も大いにあるかなといった感じです。

 

こんな感じでめちゃめちゃ長くなってしまいましたが、なんだか久しぶりにちゃんとゼミのblogを書いた気がしております。

まだまだ穴だらけですが、やっぱり色々とあーでもないこーでもないとしているのは悪くないです。

就活に関してはまずいので、またblogも書こうと思います。

 

それと、アンケートに協力してくれたゼミのみんなもありがとうございます。本アンケートの時もよろしくお願いします。