お疲れ様です。さっきこたつをしまいました。すがです。
ゼミの前の時間にチームで集まり、実験とインタビューの予行をチーム内で行ってみたのでその模様を。
その前に、そういえばブログに具体的な実験の内容を書いていなかったと思うので書きます。
実験概要
まず実験の意図としては、特殊的好奇心が発出する条件が一体なんなのかという、プロジェクトにおいての仮説を建てるためのもので、
環境や状況がどういったときに特殊的好奇心が一番高くなるのか。過去や経験との関連性はあるのか。などの情報や傾向を実験で得た上で、文献の記述と照らし合わせながら仮説を建てていこうという方針です。
具体的な実験の内容としては、まず参加者に5分程度の動画を見てもらいます。
動画の内容としては知育アニメの「おさるのジョージ」にしました。(理由としてはストーリーが複雑ではなく、よりフラットな状態で特殊的好奇心が出てくるのではという予想と、あと単純に時間的にちょうど良かったので。これがでかい。)
その動画の中で単純に気になったこと、感じたことを複数個書いてもらいます。
書いてもらった項目に関して、こちらで分析して、必要ならその後インタビューをしていこうという感じです。
ただ、後述しますが、インタビューに関しては今のところフワフワしてます。書いてもらった項目だけで事足りるかもしれない可能性はありますが、それだけだとリサーチのやり方として適してないんじゃないかとか。
まあ臨機応変にやっていこうと思います。
予行
では予行の話を。
まず橋口はるかが参加者役として動画を見て気づいたこと、思ったことを書いてもらいました。
↓実際のメモ
この項目を元にインタビューを行う予定だったんですが、予想通りインタビューが難しいと。知りたいことはあるけど軸にする文献の理論を決めていなかったからか?何をどう聞いたらいいかわからない。(でも決めたら先入観が入っちゃう。仮説検証になるか)
なのでとりあえずインタビューはやめにして、書いている項目に注目して、どういうことが書いてあるのかというか、なぜそれを書こうと思ったのかを項目から推察するようにしました。
例えば
①「ボールすごいはねる」「おじさんの足でかい」は想像していたボールのはね具合や、想像していたおじさんの足のでかさとの齟齬から起因しているんじゃない?とか
②「種つぶすやつしたい」「水遊びしたい」「どうくつさがしたい」は自分が経験したことないことや、現在出来ていないことが原因なんじゃないか?とか。
(①②はある程度分類したもの)
インタビューの前にこうやってそれぞれの項目を分析して、書いた原因をある程度方向性として定めてから聞いたらいいやんと。まあ想像したらわかりそうなものですけどね、時間置いて分析して、質問考えて、実行するって。でも予行しないとわからなかったことですね。
予行大事。
それに、初めのプレゼンでグラフを作ったときに参考にしたローウェンスタインの「情報の空白」という理論と①は対応しているように感じて、点と点が線になるような感覚というか。ある程度、今後どうやっていけばいいのかというような方向性も見えてきたかなとも思いました。
今後は実際に参加者に書いてもらうものも参考にして、それと文献や理論との照らし合わせをやっていくべきかなって思っています。そして、そこから仮説を建てていくという予定です。
ただ、リサーチの性質がプロジェクトの順序としてあっているのかどうかというようなことは不安で、自分自身まだ仮説検証に関しては掴みきれていないところがあるので、手探りですが、とりあえず予行の模様と思考を備忘録としてまとめてみました。
また哲学対話のブログも書かなければ。あとラジオのキーワードの「こだわり」も考えなければ。