から揚げ

最近はESを作ろうと、ノートに色々思いつくことを書き殴っていますが、なかなか難しくて頭を抱えています。そんな中で、先生のblogに、自分のblogにどういうことを書きがちかも振り返ってみては的な記述がありました。

blogはまあまあアップしていますが、下書きにも腐るほど放置していた記事がありまして、傾向を知るなら数は多い方がいいだろうということで、この際整理がてら出せそうなのは放出しようと思います。

出血大サービスです。サービスではないので出血か。

出血です。

 

 

高校時代、最寄り駅の近くにから揚げチェーン店があり、腹を空かせることと腹を満たすことしか能が無い僕みたいな学生が列をつくってまして。

しょうゆ風味のジャンキーでジューシーな香りは、文武両道を掲げる市内唯一の自称進学校の、数少ない部活無所属学生(退部)として、先生方から冷ややかな視線と非常にありがたいお言葉の数々を常に浴びせられていた僕に空腹を認識させるには充分でした。

要するに、から揚げが大好きだと。

まあそんな僕が体験した話です。

死ぬほど擦られすぎて、もうほぼ味のしない話だから、わざわざこうやって書くのもどうかと思うし、今後に支障が出るのも覚悟の上で書きますけどね。

しがませてください。

結構前に6人くらいで居酒屋に行った時の話です。その店はお通しが結構多くて、だし巻き玉子やら、たこわさやら、サラダやら、その中に僕が愛してやまないから揚げもいました。

すると1人が付属のレモンを初手で、誰にも確認を取らずに、全てのから揚げに、なんの躊躇いも無く、真っ黒な目をして、それの為に生まれた人です、それ専用の機械です、みたいな顔してかけたんですよ。

もうその場で何が起きたのか信じられなくてですね。割ったはずの割り箸の片方をまた割ろうとしてて、友達に指摘されて、咄嗟に我に帰ったのでそういうボケですみたいな顔して乗り越えましたけど。

青天の霹靂とはまさにこのことと言わんばかりの衝撃で。この時代にまだこんな奴がのさばっていたかと。

ただ、もちろんその場で指摘するような真似はしません。こうやって書いてる時点で器の小さいみみっちい奴には違いないけど。

まあ結論何が言いたいかというと、僕もそいつみたいになりたいということです。

なぜならから揚げにレモンを無断でかけられる奴は幸せな人生を送れるに決まっているからです。

これは偏見です。でも自信のある偏見です。

そんな胆力があればこんなつまらない人間にはなっていなかったろうと思うばかりです。

なので手始めにピンポンダッシュをしようかなと思います。