ゼミ 第7回

こんにちは。スペースアポロをやっと手に入れました。すがです。

木金土で書く時間がほとんど無くて遅くなりました。すいません。

 

今回の講義では前半にラジオのプロジェクトに関する今後の予定やインタビューについて話し合い、後半にFM福岡から西川さんと渋谷さんをお招きしてラジオに関するお話と、質問をさせていただきました。

 

プロジェクト

前回インタビューワークを行ったのでそのインタビューに関しての学びを活かせるように、ユーザーの本質的欲求を探るためのデプスインタビューを行うことになりました。

まだ自分達は実際にインタビューを経験したことがないので、先生からの提案として個人的に友人などにインタビューしてみてある程度流れとか雰囲気を感じてみて、そこから本チャンのインタビューをやってみてはどうかというお話がありました。

また、上位下位分析をするにあたって、集まる事象の属性のばらつきがあっていいのかとか、細かなやり方のところで疑問があったのでお聞きしたら、やはり学生の属性はある程度一貫性を持った方がいいとのことでした。こういった一貫性を持つと、具体的にどういった学生(年齢、性格、地域)は、どういった思想、不安、を持つのかというような具体的なくくりが出来るので本質的欲求を見つけること以外でも参考になるものが見つけられるんじゃないかと思いました。

 

FM福岡のお二人のお話

 

西川さんと渋谷さんから、事前質問にお答えしていただきながらラジオに関するお話と、質問を伺いました。

僕は比較的ラジオを聴く方なので、お話を聞く中で共感したり、合点がいったりするところが多くてラジオをやるうえで参考になる部分が多かったのもそうですが、聴くうえでも参考になったところがありました。そう考えると凄く有益なお話だったなと思います。

ラジオをやるうえでの具体的な手法や心構え、準備、ラジオの現状、魅力など様々なことをお話いただいた中で、僕が特に印象に残ったのは

 

「ラジオは人間くさいメディア」

というところです。今までラジオを聴いてきた自分がラジオの魅力をあげろと言われたら、これだなと思いました。

僕は基本的に芸人さんのラジオばかり聞くのでラジオ全体のことは分かりかねますが、一番好きな仕事がラジオだという芸人さんが凄く多いです。

あまり多く語って激イタ尖りお笑いオタクと言われるのが怖いのでこのへんにしますが、ラジオが好きな芸人さんはやはり本心を長尺で、切り取られることなく全て電波に流せる数少ないメディアという風にラジオを捉えているんじゃないかなと思います。

西川さんもラジオを発信する魅力として思いの丈を長く全て話せることがあるとおっしゃっていました。

普段ネットニュースやテレビでカットされて本当に伝えたいこととは違う部分を誇大に悪質に?切り取られることのないメディアとしてラジオの魅力があるのかなと思いました。

ラジオを発信することについて非常に多くお話していただいたのにここが特に印象に残ってしまって、なんだか申し訳ない気持ちなんですが、ラジオと芸人さん好きのメタ視点で見ちゃう考察厨なのでこっちの方が気になってしまいました。

 

でもやはりラジオ番組制作においても(本来そこが主なんですが、)有益な情報を凄くいただいたので簡単にまとめようと思います。

 

・とにかくゲストについて調べ尽くす

自分の事前の質問にもあったんですが、ラジオは音を発信するメディアなので、声の空気感、大きさなどを短い時間でゲストと擦り合わせなければいけない。そうなるとゲストについてどういった性質なのか、どういった人となりなのかなどをとにかく事前の下調べを徹底することが重要となってくるようです。また、関連したことで語彙や例えなども普段からメモを持ち歩き、書き留めるようにしていらっしゃるそうです。

 

・中学生にも伝わるような意識

ラジオを配信していると難しい言葉や状況の説明をしなければいけないことがあるが、リスナーが置いてきぼりになってしまうことがないように難しい専門用語を多用したりしないということを意識しているそうです。これを突き詰めると中学生にも伝わるような言葉選びがちょうどいいということでした。

 

・リスナーの存在

ラジオはリスナーが見えない、狭い空間で音だけを配信するコンテンツなので想像力というのが最も重要になってくるということを多くおっしゃっていました。その想像力を伸ばすために、普段から芸術、音楽、哲学、文学など様々な教養に触れ合うことが重要だそうです。ゼミでも今後教養を学ぶ機会はあると思いますが個人的にも色んな文化や芸術に触れたいと思います。

 

・準備してきたものについて

これは僕が質問した

「準備したものや台本から逸れた内容でも面白くなったり内容が充実することがあると思うんですが、それを本筋に戻すか発展させるかの判断基準として意識されてることはありますか?」に対してお答えいただきました。

準備してきたことを100%出せることはありえないし、音に出してみないと分からないことが多いので、想定していたことを超えるか超えないかという部分を意識していらっしゃるそうです。また、予想外を楽しむというマインドを持つとテンパったりすることもしないとおっしゃっていました。

 

他にも多くのことを教えていただいて、ラジオを配信する上でも聴く上でも本当に参考になった時間でした。今回学んだことをラジオ番組制作に必ず活用していきたいと思います。

 

 

木金土は月火水2回分くらいの長さ。